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庁舎
地域社会の拠点、行政サービスを提供する施設として、耐震性能の向上や防災対策を目的とした改修が実施されます。中には、ロングライフビルとして、あるいは、著名建築家の作品として、ランドマークとなっている建物もあります。このような歴史や地域性が刻まれた建物では、新たに加わるデザインや機能性の更新と、既存との調和を図ることも重要な要素となります。
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施工上の留意点
築年数の古い施設では、耐震改修により免震、制振機構が取り入れられている建物もあります。このような建物での設備改修では、躯体に固定する設備機器や配管、ダクトの振動追従性を考慮する必要があります。配管やダクトの新設により、既存のプランやデザインが大きく変わる場合もあり、事前調査と現地確認から施工計画への反映と一連のプロセスを着実に行うことがポイントとなります。
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実績
- 省庁所管の庁舎
- 地方自治体の庁舎(市庁舎、区庁舎)
- 裁判所
- 消防署、警察署、税務署 など